Ubuntu11.04環境でgm-notifyが起動しないときの対処法
4/28にUbuntu11.04が正式リリースされました。さっそく新しいUnityインタフェースに慣れず、Ubuntuクラシックに逃げました...
さて、GMail Notifier(gm-notify)というpython製のGmailのメールチェッカーがあります。Ubuntu10.10の頃から利用していたのですが、素のUbutu11.04環境では動作しませんでした。
下記のように Twisted と python2.7-dev のインストールが必要となります。
まずは gm-notify をインストールします。
$ wget http://launchpad.net/gm-notify/0.x/0.10.3/+download/gm-notify-0.10.3.tar.gz
$ tar xvf gm-notify-0.10.3.tar.gz
$ cd gm-notify-0.10.3
$ sudo python setup.py install
インストールは完了しますが、メニューから「GMail Notifier Configuration」を選択しても起動しません。
ログを覗いてみるとこのようになっていました。
$ less ~/.xsession-errors Traceback (most recent call last): File "/usr/local/bin/gm-notify-config", line 36, in <module> from twisted.words.protocols.jabber import jid ImportError: No module named words.protocols.jabber
words.protocols.jabber がなさそうなのでまずは Twisted をインストールします
$ wget http://twistedmatrix.com/Releases/Twisted/11.0/Twisted-11.0.0.tar.bz2
$ tar xvf Twisted-11.0.0.tar.bz2
$ cd Twisted-11.0.0
$ sudo python setup.py install
fatal error: Python.h: No such file or directory
今度は Python.h がないと言われますので、さらにaptitudeで python2.7-dev をインストールします
$ sudo aptitude install python2.7-dev
再度、Twisted をインストールすると正常に完了しました
$ sudo python setup.py install
以上を行なうことでgm-notifyを起動することができました。